有限会社 三九出版 - 朝の水一杯は一日の健康を約束する


















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☆〔新作●現代ことわざ〕 

           朝の水一杯は一日の健康を約束する 

              佐藤 辰夫(東京都青梅市) 

 半世紀程前に「寝起きに水1ℓを摂取すると一日体がスムーズに動く,ひいては継続すると一生その効果が続く」という内容を,何かの本で読んだことがあった。この実践を毎日欠かさず実行して今日に至るが,まさにその通りと思っている。第一には摂取後便意が出て来て体操などして体を動かすと,お通じが気持ちよく通じるのである。職場で向かいに座って毎日睨めっこしている内科医によると『食道結腸反射』と言い,何の事はないトコロテンの理屈である。 最近はテレビの健康志向番組で一日2ℓの水を2~3時間おきに5回に分けて摂取することを指導しているようだが,中々そうは気遣っては居られない。寝起きに1ℓが簡便。しかし,水1ℓは,そのまま体には収まらず,午前中いっぱいは50分~1時間に1回は小トイレに行く羽目になる。
 朝水摂取の長い経歴の中では種々のより良いと思えることを加えている。その一つは,水の方向性を位置づけ,体の細胞への吸収が向上するという竹炭を加工したものを摂取する水の中に沈めてある。これは今も継続中。また,摂取し始めた頃には水の電気分解をした水が体への吸収が良くなると聞き,水電気分解器を購入し,30分位その分解器に掛けてから飲んだものだが,その理屈はこうである。水は約20~30の水分子の粒々であるクラスターと呼ばれる物の集団である。これをこの電気分解器に掛けて,2~3個の集団に分解するというのである。こうしてから摂取すると,細胞に入りやすくなり,水の体内への吸収がスムーズになるという。これを暫く継続した。15年ぐらいは続けただろう。現在は寝起きに,アルカリイオン水に加工した水に,アロエベラジュースを50㏄添加し,500㏄入りのコップに2杯,水温を調節して,毎朝1ℓを飲んでから朝のジョギングに出る。走り始めは腹がタプタプ言っているがそのうち収まってくる。体調の悪い朝は走っているうちに胃酸が口まで戻り,苦い味を感じて,折角の水を吐き戻すことも時にはあった。記憶の中ではこの状態はほんのまれに起こることで今までの内で,ほんの1~2回である。
 兎に角無害の様で効果のあると言われる方法をすべて採用することにしている。かくなる経験を経て,今日も試行錯誤はしながら寝起き水1ℓ摂取を継続。そのお陰か 来年は傘寿を迎える歳になったが至って健康で過ごしている。 
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