有限会社 三九出版 - 老人無用論の主張を拒否するために


















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銀次郎の日記
            老人無用論の主張を拒否するために

                           青江 由紀夫(千葉市高品町)

 
(1) 心身の健康維持と経済的独立性の維持。介護を受けて他人に迷惑をかける老人の長寿は人々や社会に迷惑・負担。子や孫に経済的・精神的負担をかける老人は老化する資格なし。と心得る。
個人の家計と国家の財政負担を少しでも軽減するためにも上の二つのことは肝心。
 もし仮に満七十歳以上の老人が全員死去していなくなると仮定すると老人福祉のための財政負担も年金の支払い負担も半減するはず。
 しかし,これは仮定のことで現実性はない。
 だから,せめて国や社会,家族・近隣の人々に依存することのより少ない老後の生活をすることは,七十歳代は勿論のことその他の老人の義務。
(2) しかし,苦心や努力しても,高血圧,高血糖,動脈硬化,肝脂肪,脳梗塞,脳溢血,肺癌,その他の癌や半身不随,リハビリ,車椅子生活,寝たきり老人,植物人間という事例に該当する私。という場合も発生することも覚悟しておく。
 独居老人,孤独死の例もありうる。
( イ) 暇を利用して,事前にイメージトレーニングとして,想像してその時その時に対応すべきことを予習訓練を想像上で実践。
( ロ) エンディングノート(臨終ノート)の記入。
   ?本籍,両親・祖父母の氏名と職歴,自分の出生,兄弟姉妹など家族の概略,職歴(学歴)。
   ?回想と子孫への期待と戒め。
   ?延命治療の諾否。介護の依頼人。遺産相続と遺言書(公正証書他)。
   ?葬儀や墓地・墓石の希望や準備。
   ?現世と将来への自分なりの心配や対策。例えば,(a)財政危機と解決策(ハイパー
    インフレも一案)。(b)北朝鮮と核兵器の問題。(c)中国の経済発展と米中間の親
    密化の進化,そして日米安保の解消と日本の孤立化。それに対する自分なりの解
    決策。(d)憲法九条の改正と日米安保解消。(e)少子高齢化と日本の人口の減
    少,などなど。これらについても自分なりの意見を記入しておく。後世の研究者への
    庶民の意見を提案として,本心本音で恥も捨てて書く。後世の人々や社会,子孫へ
    の貴重なメッセージ,世界観人生観の披瀝を勇気を持って。
(H25−2013−2/18(月))


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